JavaScriptによるプログラミング
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この記事は、プログラミングが未経験の方を対象にしています。経験者の方で、歯応えのある内容をお求めの場合はJavaScript Primerをお勧めします。
プログラムの実行順序と文
JavaScriptにおいて、セミコロン(;
)で終わるまとまりを文と呼びます。JavaScriptは、ファイルの先頭から終わりに向けて、順番に文が実行されます。
document.write('Hello'); document.write('My');
document.write('Special'); document.write('World');
HelloMySpecialWorld
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JavaScriptには行という概念が存在しません。改行は区切り文字にはなりますが、スペースと意味上の違いはありません。
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JavaScriptでは、文脈を判断してセミコロンを自動的に挿入する機能(AST)がありますが、混乱を避けるためこの教材では常にセミコロンを記述するものとします。
サンプルコードの一部を変更して、表示がどのように変わるのか確認してみましょう。
コメント
/**
と*/
に囲まれた部分と、//
から行末までの範囲はコメントと呼ばれ、メモなどを書くために用いられます。プログラムとして解釈されることはありません。
document.write('Hello World'); // ここはコメントです。
/** 複数行の
コメントも
書けます */