ローカルリポジトリとGitHub上のリポジトリの同期
前回の作業で、手元のコンピューター上のGitリポジトリ(ローカルリポジトリ)に新しいコミットを追加することに成功しました。次は、このリポジトリをGitHub上のリポジトリ(リモートリポジトリ)に同期させてみましょう。
GitHubでは、Webインターフェースを使用してGitリポジトリの操作をすることができます。Repository name
に適当な名前を入力して、Create repository
を押しましょう。
git@github.com:アカウント名/リポジトリ名.git
の部分は、GitHub上に新しく作ったリポジトリの場所を表すURLです。
ターミナルに戻り、以下のコマンドを実行します。
このコマンドを実行することで、ローカルリポジトリに対し、URLで指定したリポジトリをorigin
という名前で関連付けさせます。
note
origin
という名前は慣習的に決まっているものです。別の名前で登録することもできますが、あまり一般的ではありません。
origin
に対し、ローカルリポジトリの変更をプッシュしましょう。
info
この操作の際、初回は以下のような警告が出る場合があります。
これは、接続先となっているGitHubが、なりすましではなく本物のGitHubであると信頼してもよいかを尋ねるメッセージです。家庭用のインターネット回線、UTokyo WiFi等、十分に信頼できるネットワークに接続している場合は問題ありませんので、yes
を入力して続行させてください。
tip
-u
オプションは、初回のpush
時にその宛先を記憶し、次回以降自動的にその場所を指定するためのオプションです。2回目以降は
だけで構いません。master
は、ブランチと呼ばれるソースコードの編集の分岐の名前を表すものですが、この回ではまだ詳しく扱わないこととします。
GitHubをリロードしてみてください。変更が反映されているのを確認できるはずです。